運命、たりうる僕らの話(単話)
「俺が楽にしてあげる」軋むベッドの音に身体が震えて─…6年前、唯一の友人は一つのキスと共に俺の前から姿を消した。
「運命の番を見つけた」という噂を残して。
別れの光景を繰り返し夢に見ながら迎えた何度目かの冬、偶然にもその友人と再会。
笑顔も雰囲気も変わらないのに、「運命の番」の話をした途端 豹変して─!?更にβであるはずの俺の身体が、まるでヒートのように突然熱くなって…七瀬、お前からもらった薬が関係しているのか…? αとβ、再会を機にオメガバースの運命が動き出す─!
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