骨董屋・壺中堂の二代目、幽庵。<br />この少年は書画骨董、金銀財宝に食い物、はてはヒトの性根に至るまで、世の中ありとあらゆるモノの本質を見極める‘目’をもっていた。<br />いわくつきの骨董から思い出の一品まで、幽庵が真贋の裁きを下す――