君がいないと終われない
一ノ瀬明は親友だった吉野伽依と8年振りに再会する。
8年前の高校の卒業式、渡独することが決まっていた吉野に「絶対帰ってくるから、その時に俺の気持ちを聞いてほしい」と言われていたが、その後、一ノ瀬の人生は大きく変わり、吉野との連絡を一切絶っていた。
高校時代はどこか頼りなく一ノ瀬の背中に隠れていた吉野だが、ドイツから帰国した彼は自信に満ちた魅力的な大人の男性に成長していた。
そんな吉野に「聞いてほしいことがある」と、あの時の続きを口にされかけたが、一ノ瀬は最後まで聞けず逃げ出してしまい――? 電子限定おまけ付き!!
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