感情のなまえ
感情には名前がある――そう教えてくれた兄が結婚する。
そうなるとは思いながらもそんな日は来ないと思っていた羊は複雑な気持ちのまま、楽しかった頃の記憶に甘えて、かつて兄と暮らした田舎へ戻ることに。
羊を迎えに来てくれた年下のいとこ・二鉄とともに本家に着くと、もう一人のいとこ・泰に歓迎され思わず涙する羊。
二鉄は、今、かつて羊と兄が暮らしていた家に一人で住んでいるという。
その家を訪ねた羊は、二鉄に「ここに住むか?」と誘われ……!? 電子限定おまけ付き!!
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