‘とりあえず、食べよう。<br />’駆け出しの作家×田舎×ウマい飯。<br />――書くことが思いつかない。<br />典型的なスランプに陥った新人作家・熊川。<br />小説家としては新人賞を受賞という華々しいスタートを切った…はずだったのに。<br />熊川は東京での一人暮らしを畳んで、田舎へと引っ越す。<br />漠然とした不安を抱える毎日。<br />それでも今日も腹は減る。<br />一歩を踏み出すなら、まずは食事からだ…! 読んだ人の背中をそっと押すハズニッコのデビュー作!