「俺は何も要らないから、大切な人はどうか幸せになってほしい。<br />」高い知性と端麗な容姿で西園寺家の執事を務める宮内(β)は、壮絶な過去により、自身の幸せを考えることが出来なくなっていた。<br />久藤(α)を想い身を引いた宮内だったが、そう願えば願うほど久藤は苦しんでゆく。<br />しかし秘密を握る南雲をきっかけに、‘運命’を賭けた大一番に打ち勝つべく、ついに宮内が走り出す。<br />それぞれの思惑が交錯する感動のフィナーレ!