【「好き」だと認めたら、息もできない。<br />】●校教師の透はどこにでもいるような普通の男を目指している。<br />周囲は結婚して家族を持つのが当たり前という中、将来へのプレッシャーを感じていた。<br />しかし彼は女性を恋愛対象には見れない同性愛者。<br />透の鬱屈を持て余す日々は、かつての教え子・真琴との再会で少しずつ光へと導かれていく。<br />受け入れ難い自分を、受け入れさせてくれる優しい恋。<br />他、疲れた中年と可愛い年下の短編2本収録。<br />