戦況は逼迫していた。<br />白河は敵との戦力差を感じつつも、首都防空のために空に上がり続ける。<br />そして、昭和二十年五月二十五日。<br />実家に帰った妻・満里子のまわりに、大量の爆弾が降り注ぐ。<br />妻の身を案じながらも、戦闘機に乗ってB-29を迎撃する白河。<br />地上と空、夫婦の運命は…!?