「居なくなって清々した、はずなのに――」ニヴァウァがこの部屋にきて100日。<br />弟のノブから「働け」と脅されたり、大家の孫の子守りをさせられたりと、さわがしい毎日。<br />隣にふたり並んで食事をするのも当たり前になっていた頃、ニヴァウァから突然別れを告げられ…。<br />くだらない日常が、かけがえのない風景だった――変化と別れの完結巻。<br />