パンデモニウムより愛をこめて(単話)
悪魔にそそのかされ堕ちていく人間を’正しい道’へと導くため、下界へと降りてきたルイは、夜の街で写真家の男性に声を掛けられる。
撮影のためと家まで案内されるが、でてきたのは怪しげな隠し撮り写真。
きけば、妻の連れ子で義理の息子だと言う。
「写真は’真実を写す’。
美しい表情をフィルムに収めるために愛した女性しか撮らなかった。
妻の子だから、愛せると思った。
なのに、今は彼女以上に…」悪魔のささやきは、地獄への招待状か、それとも――?『バラ色の時代』『シュガーダーク』の恋煩シビトが写し出す、愛欲と享楽の世界。
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