【欲しかった‘家族の幸せ’が、つかめるはずだった――】忌まわしき過去も気にせず、自分を自分のまま愛してくれる伊藤真治に、徐々に心を許し始めた柏木麻理亜。<br />だが、家族からの猛反発を受ける伊藤を気遣うあまり、麻理亜は別れの提案をしてしまう。<br />わきあがる後悔と不安。<br />はたして二人を待つ未来は……。<br />ドラマの女王・金子節子が描く哀哭の物語、堂々完結!!