「15歳の少女だった私には母親の中の’’女’’を理解できなかた」 飛び出した故郷、母の死、懐かしい幼なじみのの峻彦(たかひこ)。<br />過ぎ去った日々が、芙由紀(ふゆき)に語りかける……。<br />──表題作他、特別読切り『想い坂で逢いましょう』収録。<br />