死神さんに口づけ
4年付き合い、結婚目前だった彼を知らない女に寝取られた小山田睦。
「睦なら強いから大丈夫」そう彼にいわれ、頭にきた睦は一生忘れられないように自殺をすることを決意。
しかし、うまくいかず、プロに頼むことにした。
睦が訪ねたのは「便利屋サカキ」。
おもてでは何でも屋を謳っているが、その実は裏社会の殺し屋。
依頼の相談に訪れると思ったより若い、ピアスにボサボサの髪をした男性が現れた。
「殺してほしい相手は?」と問われ、「私です、私を殺してください」と答える睦。
躊躇する榊に睦は現金1千万円を差し出す。
「これで契約成立だな」と依頼を承諾する榊。
そんなことをしている間に、依頼が舞い込む。
ちょっと手伝えといわれ、なぜか猫の捜索をすることに―――!? ※第5〜8話を収録
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