隣の芝くんは見せてくれない(単話)
「わたしは隣の芝生側の人間だ」―――他人をうらやましがることをせず、欲しいものはすべて自分の努力で手に入れてきたキャリアウーマンの楚乃(その)。
仕事でも成果を着々と上げ、恋愛も順調。
上司の泰也(たいや)と同棲し、そろそろプロポーズも秒読みかと思われたが、その幸せな日々は、突如「あること」によって崩れ去る。
失意の中、古びたアパートに引っ越した楚乃だったが、その部屋には隣の部屋が丸見えの穴が開いていた。
そこで行われていた行為に、彼女は次第に隣の部屋を覗くことに夢中になっていき――。
強がりキャリアウーマンとミステリアス男子が織りなす、大人のラブストーリー。
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