若き王の婚約者として聖女の証『乙女の百合』を咲かせたエルヴィラ。<br />しかし王から「偽聖女」のレッテルを貼られ、新たな聖女の補佐役を言い渡される。<br />このままでは一生飼い殺しにされる! そんなエルヴィラに手を差し伸べたのは、隣国の皇太子・ルードルフで――。<br />逃亡聖女と奥手皇太子が織りなす、もだもだ溺愛系ロマンス!