「蝶よ花よ」とそのくちびるで?わたしの家臣が愛をうそぶく? 第20巻
信濃千代(しなのちよ)は小さな会社のアラサーOL。
お城が名物のとある地方都市で、ふつーに総務の仕事をやっている。
ある朝、出社しようとしたところ、高級車から出てきたアンニュイなスーツのイケメンに、なぜか「姫。
お迎えに参りました」と呼びとめられて茫然自失(ぼうぜんじしつ)。
平静を装い「結構です…」と断ったものの、アラサーで姫って冗談でしょ…と内心グッタリ。
男の名は古賀政永(こがまさなが)。
千代の会社を買収した世界的企業のトップだったのだ! 「私はあなたの忠実な家臣です」と手を取る男は、町のお城を買い取って(価格3億円!)、姫として千代をそこへ住まわせようとするのだが……!?降ってわいたは幸(こう)か不幸(ふこう)か。
なりたて姫様とウラハラ家臣の、うきうきロマンティックラブコメディ!
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