豊臣家滅亡後、義母・千姫の庇護の下、江戸城に暮らした秀頼の娘はやがて鎌倉・東慶寺預かりの身となる…。<br />寄る辺なき身の幼少期を経た女性が終生胸中に抱き続けた想いとは…!?表題作のほか「身代わり諸色」「わらわべ夏越し」を収録。<br />(C)河村恵利(プリンセスGOLD・秋田書店)