‘修一郎と薫’シリーズ、二作目!大正六年の春。<br />カフェで修一郎に近づいて来たのは「新しい演劇」を志す劇団・地球座の座長・森脇だった。<br />女役として参加させられたことに不平を漏らしつつも劇団員の情熱に感化されていく修一郎だが、言われのない糾弾記事を書かれた地球座は解散の危機に陥ってしまう?? 「クリスタル・ウインド」ほか、眩しいばかりではない時代を、強く生きていく修一郎と薫の物語!(C)長岡良子(ミステリーボニータ・秋田書店)