私が彼に触ることを許しても、彼が私に触ることはなかった。
繰り返し彼に奉仕する奴隷のような関係。
それでもそばにいられるだけで幸せだった――。
セクハラが原因で元の職場をやめてバーで働いている私。
そのセクハラした本人がストーカーとしてバーでもつきまとってきたところを、助けてくれたのは幼なじみのお兄ちゃんだった。
子供の頃からずっと大好きな人。
その時にうっかり手を怪我させてしまい、お詫びに家事でも掃除でもなんでもすると提案。
たとえ性欲処理でもかまわない。
そして…？表題作の他、「奪い合う獣たち」「溺愛彼氏のSなおしおき」「ひどく、淫らなオフィス」収録。
※この作品は雑誌「恋愛LoveMAX」「恋愛チェリーピンク」に掲載、または短編よみきり配信されたものを再編集したものです。
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