白妖の呪により旱魃に悩む京。<br />内大臣に雨乞いを命じられた阿倍泰親は弟子の直を助手に選び、摂政は玉藻(十鴇)に祭祀を託した。<br />雨乞い対決の結果は!? そして、敵対しながらも想い合う直と十鴇に、ついに運命の刻が……!! 木原敏江版「玉藻の前」の物語、感涙の完結巻!!