かつて日本を裏から支配した暦家。<br /> 当主の暦壬戌は’魔王’と呼ばれ恐れられていた。<br />しかし彼の死後、暦家は力を失い没落。<br />屋敷には壬戌の孫、甲子太郎がたった一人で暮らしていた。<br />過去の悪行からか、街の住民に疎まれ恐れられ孤独に暮らす彼のもとに、ある日謎の金髪縦ロール美女が訪れた。<br />’なずな’と名乗る彼女は甲子太郎に宣言する。<br />「あなたを立派な悪に育てて見せます！」と。<br />
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