物語の舞台は銀座・築地で美人女将が一人でひっそりと営業している小料理屋。<br />その店では、訪れるお客の人生に深く関わる「一品料理」を出していた。<br />その「一品料理」を食べた時、お客は自分の人生で何が大切なのかを気づき、新たなる一歩を踏み出せるのであった。<br />その「一品料理」の名は「なみだめし」と呼ばれる……。<br />読み切り形式でおくる’泣かせの食ドラマ’。<br />懐かしき味と忘れじの想い。<br />読むと温かい泪で冷えた心が満たされます……。<br />