砂浜の波力塩田で製塩していた織津江大志は、突如、バジリスクに襲われる。<br />自ら折り取った毒牙を鼻から吹き矢のように飛ばす、この蛇に似たモンスターを前に、織津江流古武術の継承者にしてサバイバル術の熟達者である彼は、自作の薙刀で対抗する。<br />破壊力のある尻尾の打撃と引き換えに、バジリスクの鼻先へと刺突した織津江だったが…。<br />