今はなき氷の王国の姫、ウルスラの過去――。<br />身分差ゆえにすれ違う想い、近づく戦火の足音。<br />徐々に崩れゆく「普通」の女の子だった彼女の幸せを決定的に蹂躙したのは、晴れの大国少年王・リヴィウスだった。<br />彼女(ウルスラ)の心の行きつく先は――?