叔母家族の元で顔を隠して生きるよう育てられた佐伯瑞希(さえき みずき)。<br />女々しい振る舞いを蔑まれ周囲からも孤立していた彼は、歌舞伎役者・旦原三四六(だんばら さんしろう)に誘われ、図らずも歌舞伎の世界に足を踏み入れる。<br />少年が舞台へ上がる時、恐るべき能力が開花する――!