Love Jossie ハイリゲンシュタットに愛の歌(単話)
仕事と恋愛を一気に失った奏(かなで)に、舞い込んできた仕事は、天才ピアニスト・藍沢律(あいざわ りつ)の家に同居して「添い寝する」仕事。
不安定でアヤしい仕事なのに奏が引き受けてしまったのは、悔しいけれど律の顔が好みだった事と、顔以上にどこか惹かれる所があったから――。
律に抱きしめられる夜を重ねる、不思議な日を送っている中、律が突然頭痛で倒れてしまう。
心配になる奏だけど、律は全然気にしてない。
しかも、大阪で行われるコンサートに付いてきて、とまた「仕事」を頼んできた。
律の弾くピアノは美しくて切なくて、奏に忘れていた「何か」を思い出させる…。
少しだけ痛むこの心は、これは「恋」なんだろうか――。
(52P)(この作品はウェブ・マガジン:Love Jossie Vol.72に収録されています。
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