「来世でも二人は巡り合う運命なんだ…」――武士の時代。<br />愛し合いながらもお家の事情で一緒になれない吉十郎とお蜜は、生まれ変わって一緒になろう…と固い約束を交わす。<br />それから数百年後。<br />歌舞伎町で働く人気ホストの聖と、恋を諦めかけたキャリアウーマンの響子は、何か不思議な力に導かれるように出会うのだが…。<br />ドラマ化もされた「お水の花道」の城戸口靜が描く、数奇な運命に導かれた不器用な二人のピュアな恋物語。<br />