この日常が続くと、いつから勘違いしていたんだろう。<br />ヘルメットを被った怪力女子高生と一風変わったクラスメイトたちの、普通じゃないけど普通のスクールライフ。<br />だったはずなのに…喜劇の’外側’に巧妙に隠蔽されてきた黙示録的世界は、誰も気付かぬほどゆるやかに日々を侵食していく。<br />槍、放場(はなちば)、大人たちの’仕事’。<br />巨大すぎる力をめぐる穏やかな悪意の正体は…連載8年に渡る一大叙事詩、あまりに衝撃的な最終巻!