令嬢花嫁閨事調教-無垢なつぼみは夜開く(単話)
「お嬢様、愛ではありません――調教です」禅ノ宮家の令嬢であるつぼみが自らの結婚の知らせを受けた頃、執事・吉志野(よしの)に、とある命が下された。
それはつぼみを立派な花嫁にする手伝いだというが……。
突然の縁談に、普段と様子が違う吉志野。
不安を抱えた夜、つぼみは部屋を訪れた吉志野に突然、褥の上へ押し倒される。
幼い頃から知っている彼の知らない顔。
頭で理解するよりも先に、体に走る熱と痺れが花を開かせていく。
令嬢と執事。
二人を結ぶのは主従関係だけか、それとも……
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