囚われの家政婦(単話)
エイミーが慈善オークションの商品になったのは、ルームメイトに頼まれたから。
ううん、本当はお金が欲しいからだった。
リストラに遭い今は仕事もないけれど、競り落とされたら夏の6週間、家政婦として働ける。
その間に仕事を探せばいい。
エイミーはこうして自ら商品になり、ハリム・ロゥダと名乗るいかにも上流階級の男性に落札された。
でも彼女は思いもしなかった。
アラブの王族である彼に、冷たい瞳で「6週間、一歩も屋敷から出てはならない」と要求されるなんて!?
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