プラスティック・プライド(単話)
【この作品は単行本版『メモリーポケット』に収録されています】梶浦は俺より年下のくせに優しくて頼りになる。
しかも「カワイイ」なんて言ってきやがる! だから、いつも俺はプライドが邪魔して素っ気無い態度をアイツにとっちゃうけど、本当はあの日、手を触れられた時からずっと…。
両親を早くに無くした俺・和久井冬雪(ふゆき)は、漫画家である春海と、高校の化学教師である智秋という2人の兄と暮らしている。
そんな春海兄のもとに在宅アシスタントとしてなぜか入ってきたのが、智秋兄の教え子で俺と同じ高校の後輩でもある梶浦遠音。
俺に対して常に過保護な愛情を注ぐヤツに、俺は素直になれず、つい「ここに来るな」って言ってしまって!?
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