志津川英明は、夜ごと繰り返される男たちとの情事を覚えていない、いわゆる二重人格だった。<br />日々エスカレートする自分の痴態に、動揺を隠せない英明。<br />カウンセラーの桂木に力づけられ、安らぎを得たかに思えたが、そんな時ですら「今だって、この男に犯されたいと思っているんだろ?」もうひとりの自分の声が頭の中に響いて…?鬼畜に濡れる、男たちのハードラブ短編集!