「好き」だなんて絶対に言わない(単話)
「俺、もうお前のこと好きじゃないから」――12歳の冬。
守は兄弟同然で育った幼馴染の叶人から告白されたが、「男同士なんて無理」と拒絶。
そして、そのまま離れ離れになってしまう。
謝りたい、そして昔のように戻りたい……そう願って、叶人を追って上京した15歳の春。
同じ学校、同じ寮の部屋で、2人は再会するのだが……。
隣で一緒に眠る体温も、撫でてくれる掌も、何も変わらない。
それなのに、何も知らなかったあの頃には、もう戻れない――。
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