「先生、あの小説を書きました?」ある日、偶然手に取った小説「黒猫の庭」。<br />そこには、自分と思しき主人公と男やもめのいかがわしき情交が赤裸々に綴られていた。<br />助教授・英にそのことを訊ねたのをきっかけに、激しい情事が徐々に現実のものとなっていく…! 話題の気鋭が放つ純潔と官能が交差する短編集。<br />単行本描き下ろしあり。<br />