「俺の子を孕め」形だけの夫婦になって渡されたのは、首輪だった。<br />シェルター出身のΩ・理緒は、名家のαである鷹人に強引に番とみなされ、体を暴かれてしまう。<br />番の契約はなされなかったが、愛してもいない男の子供を孕んだ。<br />「生みたくない…」絶望と恐怖に涙する理緒に鷹人は──。<br />俺の運命だと思った。<br />なのに、俺が壊してしまった──。<br />
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