ある日突然転がり込んできた自称『猫』なイケメン・タマを、合コンの行きしなの街角で見かけた陸央。<br />上等なスーツを着込んだ姿の意味をタマの口から聞こうと、ちゃんとウチに帰ってくるように念押し、その場を後にする。<br />その夜、待てど暮らせど戻ってこないタマへの想いをぼんやりと考える陸央は、改めて一人の空間の肌寒さを実感していた。<br />謎だらけの迷い猫(※成人男性)との奇妙な同居生活、一体どうなる…?