その世のどこか、地図にない国(単話)
「なんと美しい! この国の遺伝子は神に祝福されているね!」生来の好奇心の強さから、高い城塞に囲まれ一切の外交を行っていない謎多き国に無理やり入国したシン。
あっさり囚われた彼の前に現れたのは、高貴で美しい子供・ムスティアと、しとやかでクールな美人従者・ノネだった。
例えようのない不思議な関係のふたりと共に生活を送ることになるシンだが…。
奇妙な風習、国内のみで蔓延る疫病、地図上の空白の理由…「地図にない国」で交わされるキスの意味とは? 幼い主、美青年従者、異邦人、三つどもえの思いの行き着く先は…。
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