その火はきえない
「…エロいな、秋ちゃん」自分を「ふつう」だと思いたい真面目堅物リーマンの宮澤秋は、ひょんなことから出会ったゲイの桧山瑛二と、借りたタクシー代をタバコで返す関係に。
瑛二とキスをしたりセックスまがいに抱き合うのは、借りを返さなければいけないから。
だって俺は「ふつう」なんだから…。
優しげな顔で強引に、踏み込んでくる瑛二を拒めない秋。
過去への罪悪感と、自分と瑛二の気持ちへの嘘が、まるでタバコの煙のように纏わりついて…。
お金から始まった関係が、ふたりの恋と未来に柔らかく火を灯す。
苦くて甘い、大人のセンシティブ・ラブ。
おまけペーパー付!
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