コーヒーチェーンの開発部に所属する大森は、マーケティング部の堤と犬猿の仲。<br />いつも仏頂面で自分にばかり当たりが強い彼の態度についつい愚痴をこぼす日々。<br />そんな堤に新商品の開発でことごとくダメ出しをされ行き詰まった大森は、偶然手にした蜂蜜でラテを作りダメ元で提案する。<br />すると試飲した堤から普段の厳しい物言いを後悔する寂しそうな声が聞こえ、驚いて堤を見るがそこにはいつもの仏頂面があるだけで―…