シングルマザーたち
母親と娘、誰もがそれぞれの場所で、それぞれの想いを抱えて生きる姿を綴る珠玉の3作。
小学校の修学旅行を控え、初潮のない娘を案じてとった母親のある行動が、娘との亀裂となってしまう「見えないお母さん」知的障害のある母を持つゆう子は、頼りなく恥ずかしい思い出ばかりの子供時代だった。
こんな母にはならない、そう頑なに思っていたゆう子だったが・・。
つたなく切ない母の愛を知る「お母さんの贈り物」はじまりは不倫だった夫との暮らし。
夫の娘の憎しみを感じながら、この暮らしに後悔し始めていた杏子。
しかし、夫のしまわれていた想いを知ったとき、自分の軌跡をかみしめる「本当の記念日」
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