君と恋してアフォガート(単話)
今は恋よりも夢の為に頑張ってる。
何より私に恋愛は向いてない。
…そう自分に言い聞かせて、必死に堪えてきたのに、君の存在が私の脆く固まっていた心を溶かし始めた――。
出会いは偶然。
豪雨の中一人の幼い迷子の男の子を助けたのがきっかけ。
その子の保護者を待っていると、そこに表れたのは水も滴る美青年。
何故かその美青年に気に入られ、私の勤めるカフェに通いコーヒーを飲みながら私に甘い言葉を投げかけてくるのが日常となった。
相手は年下でイケメン。
多分からかわれているに違いない。
だから本気にしちゃダメ。
そう自分に言い聞かせてたのに、あの日…。
「俺がそのカチカチになってる心、溶かしてあげる。
そして俺に溺れたらいい」
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