愛の獣副社長秀明編(単話)
生活のため、昼は派遣事務、夜はキャバ嬢として働き蜂のような生活を送っていた貴方。
謎の男ジョージに多額のお金と引き換えに依頼され、名門・神九条家が支配する財閥企業「三響」に秘書として潜入した貴方に課された使命は、三匹の獣に取り入ること――。
官能の氷獣――副社長・神九条秀明。
金融のスペシャリストであり、中国進出も進めている秀明の秘書となることを選んだ貴方は、初日の業務を無事に終えたものの、あるトラブルで秀明に正体を怪しまれてしまう。
そこに秀明の秘書である妻・夏妃子が現れ、2人の関係を誤解してしまうが秀明は貴方を庇い――?「…貴方といると私は困惑してばかりだ」彼の氷のような目からは想像もつかないふとした笑顔を見るうちに、いつしか心を奪われるように。
あくまでも取り入る対象でしかなかったはずなのに、騙すことに耐えられなくなり……。
「‥‥躾の効果が出て来ましたね。
」「‥‥心と違って、身体は正直ですよ。
」愛、欲望、そして裏切りに満ちた禁断の物語が、今始まる――。
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