熱帯魚は雪に焦がれる
ふたりきりの七浜高校水族館部として活動する、小雪と小夏。
孤独を埋める存在から、やがてかけがえのない存在として、お互いを思い合うようになっていく。
そんなある日、水族館が公開される文化祭を、小雪は風邪で休んでしまう。
そして、見舞いに訪れた小夏のイタズラな一言をきっかけに、小夏がかつて口にした、「蛙になれたら」という言葉の真意について、小雪は思いを馳せることになる。
ぐるぐると思い悩む時間の中で、お互いを大切な存在と自覚しはじめたふたりは――。
電子特別版には、紙書籍版1巻の各店店舗特典イラストを8ページ追加収録!
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