必ず時の流れは歪む。<br />その歪みがもたらす恐怖・悪意・狂騒・暴力。<br />それでも彼は自ら血を流し時の歪みを斬り続ける。<br />時の歪みに囚われた悲しみをその背に負い…。<br />いつしか自らも時の歪みに捕らえられ、望まぬひと時の休息。<br />そして今、必然と因果により、彼と彼女は出会った。<br />幕は開く。<br /> 〈巻末には、底本のカバーや表紙などに掲載されていたイラストを「電子版オマケ」として特別収録!!〉