先の見えない戦時にありながら、見世物小屋の一座として糊口をしのぐ、異形の者たちの家族がいた。<br />未来を言い当てるという怪物「くだん」を一座に加えようとする家族を待つ運命とはーー。<br />津原泰水の傑作幻想短編を、近藤ようこが奇跡の漫画化。<br />月刊コミックビーム2013年8月号?2014年3月号に掲載の全8話を収録。<br />カバー、あとがき(近藤氏、津原氏)は書き下ろし。<br />