押しに弱い後藤は、眉目秀麗、頭脳明晰、友人も多く、すべてを兼ね備えた王子のような男・曽根崎に気に入られ、常に彼のわがままをきいていた。<br />そんなある日、今までに見たこともない曽根崎の笑顔を偶然目撃し、一瞬で心を奪われてしまう。<br />それから数年が経つも、このままの関係を望んでいた後藤だったが……。<br />