ひとつしかないもの
大学生の晴陽は自分とは性格が正反対の双子の楓月にコンプレックスを抱いていた。
そんなある日、大学でゲイの街・二丁目の話を耳にした晴陽は、興味本位で行ってみると、そこで見知らぬ男に声をかけられ身体を重ねてしまう。
その際、名前を聞かれつい「カヅキ」と答えた晴陽は罪悪感を感じながらも、その名前を名乗ることで楓月を貶めていることに満足感を得ていた。
その後もカヅキを名乗り、二丁目に通っていた晴陽は、とあるバーでサラリーマンの橘と出会い……。
同じ街、二丁目を舞台にしたコラボ作、蜂田キリー先生の「気になるあの人のヒミツ」も同日発売!!※巻末には電子書籍版限定の描き下ろしマンガを収録!
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