図書司書として母校で働き始めた日比は、教師となっていたかつての先輩・杉野と再会する。<br />高校時代、杉野に告白したものの、その恋心を勘違いと言われ振られた日比は、「好き」という感情がわからなくなっていた。<br />それなのに杉野は今さら日比を好きだという。<br />混乱する日比は杉野を拒絶することしかできなくて――。<br />自分が杉野に抱く感情は、もう恋なんかじゃない――これは憎しみだ……。<br />※巻末には電子書籍版限定の描き下ろしマンガを収録!