ヴラド・ドラクラ
吸血鬼ドラキュラのモデルであり、残虐の王として知られるワラキア公・ヴラド三世。
その一方で、当時最強のオスマン帝国から母国を守り抜いた英雄であり、革新的な政治力でワラキアの国力を高めた知略の王でもあった。
本書では、史実とフィクションをまじえ、ヴラド三世の生涯を描き出す。
[2巻のあらすじ]信頼できる有能な配下を集め、徐々に勢力を拡大していくヴラド。
しかし、国内貴族たちの抵抗もまた激しくなっていく。
貴族たちは前君公の子息、ダン・ダネスティを担ぎ出し、大国ハンガリーの力を得てヴラド追放に動き出していた――。
ヴラドに最大の危機が訪れる、第二巻!
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