大学の後輩に恋をした『先輩』こと私は、不要な大迂回をし続け、決定的な一打を打てないでいた…。<br />ついに運命の御都合主義によって、ようやく路傍の石ころが、万年床から立ち上がる、記念すべき最終巻。<br />